
キャリアカウンセリングとは?求職者の心の内側から、成長を支える
「就職したい」という気持ちはあるのに、いざ求人を探して応募しようとすると足が止まってしまう――そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。背景には、本人の中にある「枠組み」、つまり物事の捉え方や考え方が影響していることがあります。この枠組みを言葉にし、見直すことで成長につなげるのがキャリアカウンセリングです。ジョブパーク開設当初からカウンセラーとして、就職希望者の方に関われている加茂さんにお話を伺いました。

キャリアカウンセラー
加茂雅康さん
心の枠組みの変化が成長をもたらす
一般的に「就職支援」と聞くと、職業適性やスキル整理のイメージが強いかもしれません。しかしキャリアカウンセリングは、内面的な土台づくりに重きを置きます。例えば「親の期待に応えなければならない」といった心の枠組みは、働く為の活力になりますが、その一方で本人を縛り、行動を妨げる要因にもなります。こうした考え方を一緒に見直し、柔軟な捉え方へ変えていき、働くための一歩を踏み出す力としていくのがキャリアカウンセラーの役割です。キャリアカウンセリングの特徴は、本人の内面に寄り添い、自らの力で動けるよう信じて支える点にあります。相談者が語る言葉の中に潜む枠組みを丁寧に捉えることこそ、カウンセラーに求められる本質的な力です。
印象的な事例として、過去のいじめ経験から「自分はダメな人間だ」と思い込み、就職に踏み出せなかった方がいました。カウンセリングを通じて辛い体験を言葉にし、自分を責める構造を理解したことで、少しずつ自己肯定感を取り戻し、再び就職活動に前向きになれたといいます。悩みやモヤモヤは成長の入口であり、自己理解を深めるきっかけとなるのです。

「働く」という行為は、技術や知識だけでなく、心の在り方に大きく左右されます。キャリアカウンセリングは、本人の枠組みを共に見つめ直し、「今の自分でいい」と思える気持ちを支えるもの。自分を認め受け入れることこそ、自分らしく働き続けるための近道なのではないでしょうか。

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